薬剤師おーろの自由帳

漫画や本、仕事や子育てのことを思いつきで書いてます

(お薬備忘録)フォルテオあれこれ

フォルテオ皮下注キット(テリパラチド)の効果・特徴・副作用

 

cocoyaku.jp

いや~、本当に良い時代です。

検索するといろいろ情報上がってくるもんね。

もちろんその情報を吟味する必要と言うのはその都度あるわけだけど。

・・・昨日のTVshowをまだ引きずっているおーろです。

 

今日は患者さんからフォルテオについて質問を受ける機会があったので復習中です。

 

「なんで副甲状腺ホルモンが骨粗鬆症の薬になるんかいな?」

 

と、以前勉強会で行った時の素朴な疑問を思い出しています。

副甲状腺ホルモン(PTH)は持続的に作用するか、間歇的に作用するかで効果が変わってくる。

持続的作用の場合は骨吸収促進

間歇系作用の場合は骨形成促進

体内では持続的にPTHが分泌されているからPTH=骨吸収と通常はなるけど

フォルテオの1日1回投与は間歇的作用になるため骨形成を促進する薬になるということ。

いや~、人間の体って不思議というかよくできているというか。

用法・用量は
通常、成人には1 日1 回テリパラチド(遺伝子組換え)として20μg を皮下に注射する。なお、本剤の投与は24 ヵ月間までとすること

投与期間に制限があるのは骨肉腫のリスクを考慮してのことなので、ここも要チェック。

要チェックや~!

これがわかる人はスラムダンクについて今度語りましょう!(^^)!

 

ここまではフォルテオの薬としての性質として知っておきたいことで、

患者さんからの質問はここでなく主に管理に関することが飛んできます。

なんせフォルテオは注射剤。

そしてべらぼうに高い!

その額なんと・・・

 

¥43,334/本!! (・.・;)

 

結構なお値段で・・・そりゃ管理する患者さんも神経使いますわ。

ちなみにフォルテオは1本28日分

充填してある量は30回分で1回は空打ち用、もう1回は予備分とメーカーさんに教えてもらいました。

空打ちは初回投与時のみでOK

インスリンのイメージのまま使うと毎回空打ちするという超絶もったいない話に可能性があるので気をつけよう!

保管場所も重要。冷所保管が基本。

以下、保冷バッグパンフより抜粋

 通院時や旅行でフォルテオ®皮下注キット600μg(以下、フォルテオ®)を持ち運ぶ際はフォルテオ®専用保冷ポーチをお使いください。

ポーチ外部の温度が25°Cを超える可能性がある場合は、凍らせた専用保冷剤をフォルテオ®専用保冷ポーチ内の所定の場所に収納してお使いください。

本書に従った梱包方法で凍らせた専用保冷剤をご使用いただくと、ポーチの外部の温度が30°C以下であれば5時間、40°C以下であれば3時間にわたり、製品を25°C以下に保ちます。25°C以下であ れ ば 、2 8 日目の投与が終わるまでの間に合計36時間までフォルテオ®をお持ち運びいただけます

 

長い、説明が長いぞ。

結論的には長期旅行への持ち出しは向いてないということ。

その場合は先生と相談の上決めましょう。

長期旅行はフォルテオの投与期間24か月が過ぎて骨が戻ってからにしようね・・・

ということでもあるのかな?

 

僕のブログも今日は長いぞ。長すぎる。

いい加減終わろう。

僕は薬の名称の由来を見るのが好きなので最後はこれで。

以下、IFより

1. 販売名
(1) 和 名
フォルテオ皮下注キット600μg
(2) 洋 名
FORTEO s.c. injection kit 600μg
(3) 名称の由来
特になし

 

名称の由来・・・特になし

チーン(-_-)